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2022.4.12

後遺障害申請から解決に至るまでの時間

後遺障害異議申立て専門、春野行政書士事務所です。

交通事故で事故をされた方は、痛みに耐える、通院しなければいけないという心理的負担に耐える、任意保険会社の威圧的な態度に耐える、などなど、いろいろな苦痛を感じられます。

それに加え、事故解決に至るまでの時間のかかりように辟易される方はとても多いです。

特に、治療を止めてから、事故解決に至るまでの時間は、ご本人が想像している以上にかかります。

治療終了してから後遺障害の結果が出るまで

後遺障害の申請をされる方は、少なくとも半年くらい治療を受けられた方です。

まず、そこまででかなりの時間が経過しています。4ヶ月や5ヶ月を過ぎた頃からは、思ったような治療効果が出ないこともあり、やるせないお気持ちになることもあるでしょう。

6ヶ月が満ちて、ようやく後遺障害の申請準備に入ります。

後遺障害の審査は、すべて書類による審査ですので、必要な書類を整えていく必要があります。中でも、メインの書類は、病院関係の書類です。

医療機関は、これらの書類をまず任意保険会社に送付するのですが、ここにまず時間がかかります。医療機関は、交通事故関係書類にかかわらず、書類を1ヶ月に1度しか作成しない、というケースが一般的です。

そのため、そのひと月の間の初めのほうに治療を終了された方は、ここで1ヶ月ほどの時間が必要となります。

その後、後遺障害申請関係専用の書類や画像を揃える必要がありますが、さきほどの書類とは別に医療機関に取り付ける必要があり、ここでも1ヶ月弱みておく必要があります。

ようやく申請準備が整った後、申請となります。

では、申請結果がでるまでどのくらい時間がかかるでしょうか?

約1ヶ月半です。

準備期間とあわせると、少なくとも3ヶ月、といったところだと思います。

後遺障害異議申立てに要する時間は?

さてここまでで、通院終了してから後遺障害の結果が出るまでに3ヶ月強の時間が経過しています。

異議申立てはここからの話です。

初回の結果に納得いかないが、ここまででかなりの時間が経過しているため、もう待ちくたびれている方もおられると思いますが…

異議申立てには、さらに約3ヶ月の時間が必要です。

また我々専門家に依頼していただいた場合は、この3ヶ月に加え、異議申立ての準備をしなければなりませんので、そこにかかる時間はさらにプラスされます。

おおまかな話でいえば、後遺障害の申請を2回すれば(初回申請と異議申立て)、半年ほどの時間が必要となります。

後遺障害の結果確定から、事故解決までに要する時間(示談交渉にかかる時間)

ようやく後遺障害の結果が出ました。

でもこれで終わりではないです。ここから相手保険会社(加害者)と最終の示談交渉をすすめなければなりません。

どのくらいの時間がかかるでしょうか?

実は、はっきりとこのくらいの時間がかかるということはできません

「交渉」ということですから、加害者と被害者の妥協点を探し出すことになりますが、この両者がすぐに合意すれば、比較的早く終わりますし、折り合いがなかなかつかず両者が歩み寄らないとなると、長期化します。場合によっては、訴訟での解決を目指すことも必要となります。

比較的早く、とは、2ヶ月から3ヶ月
最長の訴訟ともなると、1年~

くらいはみておいたほうが良いかもしれません。

まとめ

後遺障害が残るようなお怪我をされますと

後遺障害の手続き(異議申立て手続きも含む):半年
その後の示談交渉:2ヶ月~1年


このくらいの時間が必要です。

「そんなに時間がかかるのか!」これが、ほとんどの方の印象だと思います。

後遺障害に認定されると、賠償金や保険金は非常に高額となります。そのような高額支払いを決定するというのは慎重を期しますし、その後の示談交渉も加害者は簡単に納得できないことも多いということを考えると、ある程度ご理解いただけるかもしれません。

後遺障害までいけば、全部解決するまで、長い長い時間がかかります。

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