春野行政書士事務所の
お役立ちブログ
2022.10.22
任意保険会社の担当者のお仕事③
人身担当者としての研修
入社時研修は、全部で2週間。
前半の1週間は、部門全体での研修。そして、いよいよ後半1週間になると、実際に配属される部門に分かれての研修となりました。
営業、査定(損害賠償)、保険商品設計部署…など、に分かれて、専門的なオリエンテーションをするのです。
私は、査定のうち、人身損害の部署に配属されたのですが、先週までの多くいた新入社員の数はグッと少なくなりました。特に新卒の方が特に少なかったのを覚えています。
自賠責保険の基礎
まずは、やはりここからでした。
自賠責保険とは一体何か、何に対して支払うことができるのかというところの基本のキを教えていただきました。
今ではある程度理解をしているつもりですが、損害賠償というものに対する事前知識がほとんどなかったので、とても新鮮かつ面白いなと感じたのを覚えています。
慰謝料については、病院に行った回数が増えれば増えるほど、増加することすら知らなかったのですが、そのときに昔「悪い人は、事故でオカマを掘られたとき、痛くもないのに病院での治療をするものだ」と聞いたことがあり、その理由がわかって納得でした(笑)。
責任割合の基礎
自賠責保険の他に、責任割合をどう考えるかについての学びもありました。
ご存知の方も多いとは思いますが、追突事故以外のほとんどの事故では、事故の責任がお互いに生じます。
ではどのくらいの割合になるのか、については、責任割合のルールブックみたいなものがあって、そこに記載がある基本類型を基にして、責任割合を決定するわけですね。
これもその研修で初めてしることになりました。
春野行政書士事務所