春野行政書士事務所の
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2023.3.4
高齢者運転の交通事故
令和5年3月1日、大阪市生野区にて71才男性が運転する乗用車が、病院の敷地に突っ込み、通行人の高齢女性2人が死亡しました。
事故原因はまだ不明な点も多いようですが、防犯カメラの映像からも、運転手に何らかの健康問題があったかもしれないということです。
被害者の方お二人には哀悼の意を表するとともに、本当に痛ましい交通事故のニュースが途切れることがないような気がします。
高齢者が運転する車両による事故を減少させるには
今回のケースとは異なるかもしれませんが、高齢者が運転する車の事故をどのように防いでいくかというのは、これからますます高齢化が進む日本では喫緊の課題です。
急なアクセルの踏み方をした場合に、車両側がそのアクセルワークを異常だと検知し、車両側でその操作をキャンセルする技術もあるとはいえ、まだまだ広がりは少ないようです。
まずそのような車を購入しなければなりませんが、そもそもすでに高齢の方は、すでに車をお持ちの場合、その車を”最後”と思っている場合も相当あると考えられ、わざわざ乗り換えたり、買い替えることが少ないような気がしてなりません。
現実的な解決策としては、自動運転技術がさらにすすみ、高齢者が運転しなくなるのが一番のような気がします。
しかし、それもまだ数年から十年ほどはかかるのかもしれません。
もしくは、評論家の竹田恒泰さんが、どこかのテレビ番組でおっしゃていたように、ギアボックスがMT車を運転してもらうとか…笑。有りえませんね。
交通事故後遺障害異議申し立て 春野行政書士事務所