有名な工業デザイナーがスピード違反で起訴、そして有罪判決（懲役4月・執行猶予2年）になったというニュースが報道されています。

フェラーリの中でも「エンツォ・フェラーリ」などのデザインをしたことでも知られているこのデザイナーさんですが、まさにこの「エンツォ・フェラーリ」を運転していたときに検挙されたようです。

時速40キロのところを128キロで走行していたということです。

この、超がつくほどのこのスーパーカーは、低速走行を続ければ走行風がラジエターを充分に冷やすことができなくなり、オーバーヒートを引き起こすため、エンジンをいたわるためについ速度を超過した、という理由を裁判上で述べておられたようですが、誰が聞いても少し厳しい”言い訳”でしかありません。

実際のところ、本当にオーバーヒートになるのであれば、こういった車はそもそも公道を走行するには適していないと思います。

さて、交通事故を引き起こす大きな原因の一つも、速度超過です。

デザイナーの奥山さんは、事故を引き起こしてから逮捕されたわけではないので、それは兎にも角にも一安心ですが、スピードの出しすぎには本当に気をつけなければなりませんね。

速度超過からくる事故は、物損も人身損害も、その損害額が大きくなりがちです。

安全運転を心がけたいものです。

後遺障害異議申し立て専門事務所　春野行政書士事務所