春野行政書士事務所の
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2023.1.25
手首のケガ:TFCC損傷
大阪で交通事故の後遺障害申請業務を専門に取り扱っています、行政書士の春野です。
交通事故で、手首を痛めてしまうことがあります。
手首と一言でいっても、本当に様々な症状とケガの名称があるのですが、その中でもよく聞く言葉として、「TFCC損傷」があります。
日本語では、「三角線維軟骨複合体損傷」という名称ですが、長くてややこしいので、英語名称の略語が使用されているのかと思います。
交通事故の場合でいえば、事故で手を強く打ち付けたり、ひねったりすることで、手首の小指側部分に痛みが生じることで、TFCC損傷だと診断されることがあります。
要するに、手首の複雑な動きを支えている関節部分を痛めるケガです。
交通事故の診断名でもよく見られる診断名で、特に自転車やバイクからの転倒で引き起こされます。
靭帯が断裂するほどの状態であれば、手術が適応される場合もあるようですが、通常は保存療法が選択されます。
後遺障害としての評価の観点からは、神経症状(痛み)や、可動域制限となります。
私自身、交通事故のよるものではないですが、この手首の症状を患っていて(診断されたわけではないですが)、非常に頑固な痛みに悩まされており、被害者さんのお気持ちもよくわかります。
手首の痛みでお困りの場合は、後遺症が残ることも多いので、早めに専門家に相談するべきだと思います。
後遺障害異議申し立て 春野行政書士事務所