春野行政書士事務所の
お役立ちブログ
2022.12.10
【交通事故のお金事情】示談金って何?
交通事故被害者サポートの行政書士春野です。
誰もが聞いたことのある「示談」って言葉。
どことなく、ドラマ「ミナミの帝王」などのちょっと黒い、悪そうなイメージを持っているのは、私だけでしょうか…笑?
辞書の意味によりますと、「争いごとを表沙汰(裁判)にせず、相互の話し合いで解決すること」となっています。
そうです。話し合いですね。
加害者:「ごめんなさい」
被害者:「いいですよ。これから運転気をつけてくださいね」
のように、”本当に話し合い”で終わればいいですが、やはり解決するにはそれだけでは足りません。
示談というのは、気持ちだけの話だけではなく、その「ごめんなさい」をどのようにお金で表すかということになります。
「で、なんぼ出すねん」っていうお話です。
シビアですね。でもこれは、日本の法律も認めるところです。最終解決は金銭賠償しかありません。
「うちのタンスにしまっていた使用していない服を譲りますので、それで気持ちをお収めください」では通用しません。
交通事故の示談金とは…?
交通事故のもよく示談金という言葉が使用されます。
この場合、交通事故で示談書を交わす際に、「最後に被害者に支払われる金額全部」を指すことが多いです。
この金額の中で、主役は…
「慰謝料」に他なりません。
慰謝料=示談金、といっても過言ではありません。
慰謝料という言葉もよく聞きますね。
次回は、交通事故のお金事情のなかで最も大事な「慰謝料」について考えましょう。
春野行政書士事務所 行政書士 春野直樹