春野行政書士事務所の
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2022.3.11
自動運転:交通事故負傷者はいなくなるか?
交通事故後遺障害異議申し立て専門、行政書士の春野です。
自動運転に注目が集まるようになり、久しいです。技術の進化は、目覚ましいものがあり、自動車の自動運転化にもその波が当然のごとく、押し寄せています。
自動運転のレベル分けというものがあります。
レベル0(自動化が全くないもの)
レベル1(ブレーキ、アクセル、ハンドル操作のどれかを助けるシステム導入車)
レベル2(レベル1の複数の組み合わせのシステム導入車)
レベル3(高速道路上、などの条件付きでの、自動運転。しかし運転の責任は運転手に)
レベル4(限定された領域ではあるものの、運転手の介在は不要)
レベル5(完全自動運転)
一昔前では、0がほとんどでしたが、現在公道で目にする車の多くは、1ないし2のレベルになってきているようです。
私は、20年以上前の古いクルマに乗っていますので、レベル0のまま進化していません????
が、先日レベル2のクルマに乗る機会があり、その技術の進歩にあまりにびっくりいたしました。
今ではかなり一般的にはなっているようですが、アダプティブクルーズコントロールが採用されていました。これは、前車との一定の距離を保ちながら、加減速を調整してくれる技術ですが、特に高速道路で絶大な効果があります。いちいちアクセルをオンオフしなくてもいいんです。また一般道で、それを使用しますと、信号が赤にかわり前車が停止すると、それにあわせて完全停止までする優れものでした。
今更何に感動してはるのやら?と、最新のクルマに乗っておられる方は感じられると思いますが、前述のように古い遺物のようなクルマに乗っている私にとっては、その新鮮な感覚にびっくりする他ありませんでした。
そして、近い将来ここ日本でもレベル4の実験が行われるようです。ほぼほぼ自動運転のクルマで、運転者は基本的に「何もしなくていい」ということです。
運転が好きでない方にとって、すばらしい技術ではあることはもちろん、自動車事故を抑制する観点からも、これらの技術の発展が加速度的に進んでもらいたいものです。
でも古いクルマに未練がある車好きにとっては、私も含め、どこか寂しくて、無機質な感じもうけるのは事実です。
一説によれば、完全自動運転車が普通に走行する未来まではまだ時間がかかるようです。私の目の黒いうちに、自動車事故がほとんどない社会を実現してもらいたいと、思います。
交通事故後遺障害異議申し立て専門 春野行政書士事務所