春野行政書士事務所の
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2022.10.18
任意保険会社の担当者のお仕事①
任意保険会社出身の担当者でしたので、そのときの経験について、何度かに分けて書きたいと思います。
任意保険の担当者とは一体どんな仕事なのでしょうか?
そもそものきっかけ
損害保険会社の仕事は、大きく分けて2つあります。
保険を募集する仕事と保険金を支払う仕事です。
自動車保険を例にとりますと、①保険を募集するとは、自動車保険を販売し保険料をいただくこと。そして、②事故が起こったときに、損害賠償保険金などの保険金を支払うこと、ということになります。
①についていえば、保険の営業マンが思い浮かぶ方が多いと思います。きちっとしたスーツに身を固めているイメージのあの営業マンです。
保険会社というのは、いわゆる新卒募集も多い会社ではありますが、中途採用も積極的に行っているということをご存知の方は多いと思います。特に保険の営業マンはそうですよね。
私自身、大学を卒業したあとに、すぐに就職せず、父が経営する町工場でアルバイトをしながら生計をたてる期間が数年続きました。それは、父の工場を継ぐなどという考えがあったからではなく、単に今自分が何をしたらいいかわからなかったための逃げで、そうしているに過ぎませんでした。
そんな中、ふと「こんな中途半端ではいけない、一度会社に就職してみて人生経験をつみたい」という考えが芽生え、就職活動をしているうちに募集情報が見つかったのが、それから数年お世話になる自動車保険の損保会社でした。
募集要項に、仕事内容の説明がありましたが、それは「自動車事故の人身損害にかかる損害調査、保険金支払」というものでした。ちょうどその数年前に、車に乗っていて事故にあったのですが、当時は自動車事故に関する知識が全くなく、最終解決はしたものの腑に落ちなかった、という経験があったこともあり、その募集要項に興味がわき、応募したという流れです(保険募集の営業マンには、興味をもったことがありませんでした笑)。
確か応募者20人ほどいた中で、採用予定は1名程度ということでしたので、今から振り返るとよく採用されたなあ、なんて他人事のように思います。
ちなみに、人身事故にかかる損害保険の担当者も、保険営業マンと同じくらい、中途採用が珍しくない職種です。
採用され入社してからの出来事は、次回以降に書きます。
春野行政書士事務所 春野